HOME > 医療トピックス[全国版] > 外来診療の上限額を倍増、年収370万円未満の高齢者 厚労省方針(12/1)

医療トピックス[全国版]

外来診療の上限額を倍増、年収370万円未満の高齢者 厚労省方針(12/1)

医療タイムス 全国版  
ニュース
厚生労働省は11月29日、医療費の自己負担に上限を設ける「高額療養費制度」について、年収370万円未満で住民税を支払っている70歳以上の高齢者の上限額を引き上げる方針を固めた。外来で支払う医療費の上限額(月額)を現在の約2倍の2万4600円とするほか、入院費も引き上げる。医療費の抑制が狙いで、社会保障審議会の部会で提案。与党と調整し、年内に決定する。
高額療養費制度は、収入に応じて支払う医療費の負担額に上限を設ける仕組み。1カ月の医療費が100万円の場合、70歳以上の入院費の上限は最高約8万7000円で、70歳未満の同約25万4000円より低く設定。70歳以上には外来診療費の上限額の特例も設けられている。
ページの先頭へ戻る