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医療トピックス[長野県版]

丸の内病院と松本病院が病児保育室 来年4月、松本市

医療タイムス 長野県版 2017.09.12 
医療ニュース
 松本市は11日、病気の子どもを預かる病児保育室を来年4月、丸の内病院(中土幸男院長)と、まつもと医療センター松本病院(北野喜良院長)で新たに開設すると明かした。同市の病児保育室は現在、相澤病院(定員4人)と梓川診療所(定員8人)に併設した2カ所が担っており、丸の内病院(定員10人)と松本病院(定員6人)に開設されれば、市南部地域での利便にも一役買うことになる。
 両施設とも、生後5カ月~小学3年生までの病児を預かる。預かる際の要件は、先行する相澤病院の病児保育室「ひだまり」(2008年開設)や、梓川診療所の「あずさ病児保育室ハイジ」(11年開設)と同じで、▽保護者が市内在住または勤務している▽保育室に事前登録している▽かかりつけ医の診療情報提供書など必要書類が整っている▽子どもの病状が安定している-などが条件となる。保護者が市内に在住で、子どもが市内の保育園または幼稚園に通っている場合は、1日8時間まで無料となる。在住のみ、在勤のみでも、一定の料金を支払えば利用できる。
 同市は病児保育室の開設について、「地域バランスを考慮し設置してほしい」など、これまでの市議会での声に配慮。「開設地域に偏りが生じないことを念頭に、委託する医療機関を募集した」と話した。
 既存2カ所の昨年度利用総数は、延べ1361人だった。【9月13日号タイムスFaxに掲載】
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