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医療トピックス[長野県版]

損失金16億円、4期連続の赤字 JA長野厚生連16年度決算

医療タイムス 長野県版 2017.06.30 
医療ニュース
 JA長野厚生連(社浦康三理事長)がまとめた2016年度決算によると、当期損失金は15億6600万円で、4期連続の赤字となった。大規模な病院再構築が最終段階に入っているものの、前年度に比べ赤字額が6億5400万円改善。6月29日の通常総会で報告した。
 医業収益875億3900万円を含めた事業収益は、961億9400万円(前年度比11億3800万円増)を計上。対する事業費用は983億7300万円(同5億3900万円増)で、事業損失は21億7900万円だった。
 全体の患者利用状況は、外来が前年度から3万2000人増えて211万5000人まで伸びた。入院患者数は、前年度より100人多い124万3700人で、2005年度以来の対前年を上回る結果だった。患者1人当たりの診療収入単価は、外来1万2602円(同119円減)、入院4万4934円(同605円増)となった。

■長野松代、新町、富士見、下伊那が黒字を確保
 当期剰余金を各事業所別(本院)にみると、黒字額の最高は長野松代総合で2億9744万円。これに、下伊那厚生7375万円、新町5708万円、富士見高原2312万円と続いた。
 事業所別(本院)の事業収益は次の通り。カッコ内は剰余金(▼はマイナス、1万円未満切り捨て)。
 【佐久総合】72億2880万円(▼5億640万円)【佐久医療センター】168億7336万円(▼7億3354万円)【小諸厚生総合】58億8858万円(▼1162万円)【あづみ】68億631万円(▼3097万円)【長野松代総合】89億6421万円(2億9744万円)【北信総合】97億8639万円(▼4億6422万円)【鹿教湯】50億5966万円(▼1億1970万円)【三才山】23億2173万円(▼6241万円)【新町】18億363万円(5708万円)【篠ノ井総合】130億7991万円(▼3億8932万円)【富士見高原】46億840万円(2312万円)【下伊那厚生】18億7630万円(7375万円)【7月3日号タイムスFaxに掲載】
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