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医療トピックス[長野県版]

社会情勢に対応できる病院目指す 松本市立病院建設検討委

医療タイムス 長野県版 2017.04.25 
医療ニュース
 松本市は23日、移転新築を計画している松本市立病院(高木洋行院長)の第7回建設検討委員会を市役所で開き、市長に来月提出する建設基本計画提言書の概要をまとめた。同病院の役割として必須に盛り込む文言を確認したほか、これまで委員らがそれぞれの立場で提言した個別の内容について精査。大きなテーマでは、「人口減少に歯止めをかけ、変動の激しい社会や医療情勢に柔軟に対応できる病院を目指す」とした。
 在宅診療への関わりについて高木院長は、あくまでも後方支援病院と強調した上で、「現在も在宅診療に直接関わるケースがないわけではない。重要な部分で、機能項目に“在宅診療体制の強化”を加えることに異論はない」と委員らに話した。

■「臨床検査は自院と外注の使い分けが重要」本田孝行信大病院長
 信大病院長に今月就任し、新委員に加わった本田孝行氏は、臨床検査学を専門とする立場から、病院での臨床検査のあり方について委員らに説明。今後松本市立病院が全ての臨床検査を自院で行うのはコスト面からも困難で、「自院、信大病院、民間ラボ、市医師会のセンターなど多くの選択肢から使い分けることが重要。検体数の少ない検査は外注するのがいい」と述べた。【4月26日号タイムスFax】
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