伊那中央病院形成外科の山口梨沙氏は、糖尿病患者の足の切断や、靴擦れ、タコが寝たきりの原因になるケースなどを減らしたいと、足の健康について考える「南信メディカルフット研究会」の代表を務めている。8月26日には3回目の勉強会を同院で開き、南信の看護師やケアマネなど120人が足の健康を守る大切さを学んだ。
山口氏は、2012年に開設された「皮膚潰瘍外来」で診察に当たり、糖尿病性足潰瘍や、糖尿病性神経障害からの足変形の治療に当たってきた。16年には「創傷ケア外来」へ名称変更し…【9月5日号タイムスFaxに掲載】