未成年者の自殺死亡率を減少させるため、県は近く「子どもの自殺対策プロジェクト」を立ち上げる。知事をトップに医療、教育、福祉関係の有識者らで構成するプロジェクトチームを年内にも発足させ、県内の個別事例を分析した上で対策を検討する。
県の自殺対策については昨年、知事や各部局長ら県関係者と日本財団、NPO法人で構成する「いのち支える自殺対策戦略会議」が発足。「こども・若者の自殺」「勤務問題による自殺」を対策の重点施策と位置づけ、部局横断的に全庁的な取り組みを推進。あわせて県事業の棚卸しにより自殺対策の視点を反映した事業をリスト化し、第3次県自殺対策推進計画に盛り込んだ…【7月6日号タイムスFaxに掲載】