県立須坂病院(寺田克院長)は、7月の開設に向け工事を進めている、外来部門や内視鏡センターが入る新病棟の名称を「東棟」に決定した。病院職員に候補を募り決めた。東棟を設けることで、内視鏡検査や在宅復帰支援などの機能を充実させる。
1階には、外来化学療法室、地域医療福祉連携室などの外来部門で、2階が3床から5床に拡充する内視鏡センター、3階は健康管理センターを置く。
今月中旬には東棟と既存の南棟を接続する工事が始まり、2階の接続部分には、内視鏡検査や治療後に休養できるリカバリー室が整備される。
建物内部では部屋の間仕切り工事、空調機器の取り付け、電気配線工事、外部では外装吹付などが行われ、工事は予定通り進んでいる。
また、県外から常勤の産婦人科医師2人を迎え、今月5日から分娩受け入れを再開した産婦人科では、安全面から出産予定日を6月以降に限定した妊婦らの分娩予約も、順調に行われているという。【4月17日号タイムスFaxに掲載】