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医療トピックス[長野県版]

篠ノ井総合の本館棟、5月に診療開始 救急部門は3倍の規模に

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 JA長野厚生連篠ノ井総合病院(木村薫院長)の再構築の主要部分となる新棟が竣工を迎え、5月7日に診療を開始する。ICUやHCUの増床をはじめとする救急部門の機能拡充、屋上ヘリポートの設置や免震構造の採用といった災害医療の体制整備を図った。17日、現地で竣工祭が行われた。
 同院南側に建設した新棟の名称は「本館棟」。地下1階、地上6階建て、延べ床面積は約3万2000㎡で、病院全体の70%ほどを占める。一般病床は433床のまま、既存の本館棟に比べ約1.7倍の広さに拡張した。
 主に、1階には救命センターや外来、2階には手術センターや集中治療部門を整備した。救命センターでは入院病床10床を確保し、集中治療部門ではICUを4から6床、HCUを11から24床に増床。救急部門は従来の約3倍の規模に拡大するとともに、これまで課題だった動線を改善した。(2015.3.17)
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