県の医学生修学資金貸与者のうち、現在義務年限中の医師3人が、後期研修を終えて新年度から「勤務」の期間に入り、安曇野赤十字病院、JA長野厚生連長野松代総合病院、佐久医療センターにそれぞれ配置されることが決まった。医学生修学資金貸与制度が始まった2006年度以降、義務年限中の医師が「勤務」に入るのは初めて。
勤務先は、高度・先進的な医療を行う「中核病院」、医師の充足状況などから判断した「医師不足病院」に分け、配置調整会議などで決める。
3人はいずれも30代で、男性2人と女性1人。新年度は、医師不足病院として安曇野日赤の泌尿器科に8カ月、長野松代総合の総合診療科に7カ月、中核病院として佐久医療センターの救急科に1年勤務する。(2015.2.9)