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医療トピックス[全国版]

次期改定に向けた議論をスタート  医療保険部会(9/11)

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社会保障審議会医療保険部会は6日開かれ、2018年度診療報酬改定の議論を開始した。
厚生労働省は、これまでの「診療報酬改定の基本方針」の考え方を確認した上で、▽改定に当たっての基本認識▽改定の基本的視点▽具体的方向性-の構成からなるたたき台を提示。さらに、医療・介護の役割分担と連携、医療従事者の負担軽減なども重要なテーマとした。
改定に当たっての基本認識の中では、例として、▽健康寿命の延伸、人生100年時代を見据えた社会の実現▽どこに住んでいても適切な医療・介護を安心して受けられる社会の実現(地域包括ケアシステムの構築)▽医療・介護現場の新たな働き方の実現、制度に対する納得感の向上-を示した。
その上で改定の基本的視点としては、これまでの改定の視点をベースとしつつ、近年の社会情勢・医療を取り巻く状況を踏まえたものにすべきとし、▽地域包括ケアシステムの推進と医療機能の分化・強化、連携に関する視点▽新しいニーズにも対応できる安心・安全で質の高い医療を実現・充実する視点▽医療従事者の負担を軽減し、働き方改革を推進する視点▽効率化・適正化を通じて制度の安定性・持続可能性を高める視点-の4項目を提示した。
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