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医療トピックス[全国版]

認知症ケアの現在 グループホーム最前線の実践と研究

医療タイムス 全国版 2013.10.14 No.2129
特集
 認知症高齢者グループホームを26都道府県200力所に展開するメディカル・ケア・サービス株式会社は9月19日、第5回認知症ケア実践・研究報告会を開いた。そこでは同社グループホームの最前線での実践と、最先端の認知症ケアの取り組みが報告された。介護事業者のみならず医療従事者にも知ってほしい内容となった。ここではその一端を紹介したい。

【実践報告】愛の家グループホーム福島飯坂(福島県福島市)
 愛の家グループホーム福島飯坂からは野口夏未さんと荒木聡美さんが、その人にあった嚥下とはどういうものかを報告した。
 同ホームに入居するTさんは、89歳男性。アルツハイマー型認知症の既往があり要介護4。食事は、全粥でミキサーやトロミなどの形態だが、自力摂取は可能だった。2011年8月に入所してきたときには自力歩行ができ、ときには自ら他の入居者のもとに行き、話しかけることもあった。入居前は単独外出が頻回に見られるほど元気であったという。
 しかし12年9月過ぎから発熱が頻回に見られるようになった。ベッド上の生活が多くなり、起きているのは食事時のみとなる。「食事のときは教わってきた通りしっかりと体位を保ち、正しいといわれる姿勢で食べてもらっていた」(野口さん)。しかしムセリは徐々に増え、さらにトロミをつけたり、ミキサー食に変えたりと形態も変えてみたが症状に変化はない。今年2月になると38度台の発熱が続いたため受診をしたが原因は不明。検査のため3週間にわたり検査をしたものの異常はないとされ、退院を余儀なくされる。それでも発熱は続き、入院前よりもムセリも強くなった。
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