医療・介護同時改定に加え、医療計画、介護保険事業計画が一斉に見直される2018年は、今後の社会保障の道筋を決めるマイルストーンと言われる。医療介護福祉政策研究フォーラム(中村秀一理事長)が1月に開催した新春座談会では、各分野の論客が集い、18年を踏まえて議論した。財政とともに不足する医療人材、予防の課題が浮かび上がった。主な発言者の内容を紹介する。
■医療・介護の今後を考える4つの論点
厚生労働省保険局医療課長 迫井 正深 氏
■「転びにくい町」「転びやすい町」という存在
千葉大学予防医学センター社会予防医学研究部門教授 近藤 克則 氏
■ICTを使用し省力化の推進が必要
横浜市立大学附属市民総合医療センター 病院長 後藤 隆久 氏
■主役は市民、専門職はサポーター、地域は舞台
慶應義塾大学 名誉教授 田中 滋 氏
■パネルディスカッション
同時改定の加算の評価、医療と介護のリンクをどう考えるか