2020年1月、日本で最初の感染症例が確認され、３月に第１波の感染流行に見舞われた新型コロナウイルス（COVID-19 ）によるパンデミック。その年の春、政府が緊急事態宣言を出して以降、今日に至るまで６回もの大きな流行の波に洗われている。国内の感染者総数は600万人以上、死者約２万6000人。世界中で４億6000万人超が感染、約606万人が死亡しているこのパンデミックは一体いつ終息するのであろう。コロナ禍がもたらした問題点や取り組みの変転などを織り交ぜ、いくつかのトピックを取り上げる。

■第６波から抜け出す出口議論の是非

■ワクチン接種と“進化する”変異ウイルス

■空気感染の認知とフィリピンの集団免疫


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