医療タイムス 長野県版 2019.02.04
医療ニュース
2018年度県災害医療研修会は2日、県が委託する基幹災害拠点病院の長野赤十字病院で開き、約130人が参加した。災害発生時の医療提供に対する理解を深め、医療体制の充実と強化が目的。藤沢市民病院診療部長で救命救急センター長の阿南英明氏は「変革を求められるNBC災害~本当に人命を救うために我々は何をするべきか」をテーマに講演した。阿南氏は松本や東京の地下鉄で事件となったサリンなどの特殊(NBC)災害への対応について「脱衣とその場にあるタオルやペットボトルなどを活用して乾的除染や水除染を速やかに実施することで99%除染できる」と…【2月5日号タイムスFaxに掲載】