医療紛争が起きた際、医療機関と患者の仲介役となり対話による解決に導く医療メディエーターを養成する日本医療メディエーター協会甲信越支部(高木洋行代表=松本市立病院長)は27日、設立10周年記念講演会を松本市のまつもと市民芸術館で開いた。医療関係者と一般市民ら約180人が参加し、遺族と医療者のそれぞれの思いなど5演題を聴き、医療メディエーターの重要性を再確認した。
高木代表は講演後の総括で、「両者がそれぞれ自分たちで答えを見出すお手伝いをするのがメディエーションで、話しを聴いて受け止めることからスタートする…【10月29日号タイムスFaxに掲載】