JA長野厚生連長野松代総合病院(春日好雄統括院長)が昨年8月に開設した肥満専門外来が順調に推移している。肥満症を対象に、栄養科やリハビリテーション科、心療内科と連携し、集学的治療を行う専門外来で、入院治療者は99人に達し、高度肥満対象の胃内バルーン留置術は12例実施した。外来を担当する前川智同院消化器内科部長は27日の市民健康セミナーで「肥満症が多岐にわたる病気を引き起こす」と説明。国内では診療科が限られ、病気として扱われにくい肥満症治療の必要性と糖質制限による治療効果を示した…【5月29日号タイムスFaxに掲載】