信大病院(本田孝行院長)は7~8日に脳死肝移植手術を行った。帝京大学ちば総合医療センター(千葉県市原市)で脳死判定された肝臓を、信大病院に先天性代謝疾患で入院していた50代の男性に移植した。
信大の摘出チームは7日午前7時10分、同センターを出発。一方、信大病院では午前9時30から移植患者の手術を開始。午前12時15分に摘出臓器が信大病院に到着し、移植手術に移り、8日午前2時56分に終了した。同院によると術後経過は安定しているという。
信大病院での脳死肝臓移植手術は18例目。【6月9日号タイムスFaxに掲載】