県議会議員で構成される県民文化健康福祉委員会(小林東一郎委員長)は23日、JA長野厚生連佐久総合病院の現地調査を行った。同院職員から病院の概況や役割など熱心に聞いた。
冒頭、同院名誉院長の夏川周介氏が病院の概要を説明。同氏はさまざまな問題や課題がある中で、「今まで地域の中で行ってきた医療活動を継続し、再構築を主体に新たな体制と心構えを持って今後も取り組んでいく」と話した。
説明を受けた小林委員長は、「今後の参考にしていき、委員会活動を通して県行政に反映していく」と述べた。
また、新病棟の視察を行った委員は、患者の容態変化を早期発見でき、見守り機能を強化した「スマートベッドシステム」などについて、熱心に質問していた。
なお、今回の現地調査は22、23の両日、東北信地区で行い、長野保健福祉事務所、長野翔和学園、北信保健福祉事務所、幼保連携型認定こども園のざわこども園、就労継続支援A型事業所フジすまいるファーム飯山、佐久合同庁舎、佐久総合病院をそれぞれ現地調査した。
今年度中に中南信地区の現地調査も予定している。【5月25日号タイムスFaxに掲載】