諏訪地域の医療・福祉関係者が相互連携で質の高い在宅医療を目指す「諏訪在宅医学懇話会」は7月30日、諏訪赤十字病院で開き、たかせクリニック(東京都)の高瀬義昌理事長が「薬とケアの最適化」をテーマに講演したほか、患者の服薬実態について多職種が意見交換した。この中で、残薬の状況などは処方医が把握しづらく大量に残るケースもあるとして、介護職や薬剤師など多職種が連携して最適な薬品使用を目指すことを確認。高瀬氏は「諏訪から地域ポリファーマシー対策チームが生まれることを願う」と話し、今後の取り組みに期待を寄せた。