日本医学ジャーナリスト協会西日本支部は11月28日、公開シンポジウム「新型コロナと報道」を福岡市で開いた。長崎大学大学院熱帯医学・グローバルヘルス研究科の有吉紅也教授は基調講演「パブリックヘルスメッセージは公衆衛生医の処方箋~それを伝えるメディアの役割~」で、専門性と権限を兼ね備えた“司令塔”不在の日本の感染症対策を指摘し、パブリックヘルス(公衆衛生)とそれを担う公衆衛生専門医・家の育成、メディアの役割が重要と提言した。またコロナ禍の現場で取材するメディアとのパネルディスカッションも行われた。
■専門性・権限を持つ司令塔不在で感染拡大
公衆衛生専門医・家の育成が重要に
■科学的な事実で流行を把握
国境を越えるウイルスに総力戦
■医師と記者らがパネル討論
公衆衛生対策、伝えるメディアこそ主役に
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