既報通り2021年度一般会計予算の概算要求総額が過去最大の105兆4071億円でまとまった。新型コロナウイルス対策などの経費は、金額を示さない「事項要求」が多く、今後の予算編成過程で膨張することは免れない。省庁別では、厚生労働省（32兆9895億円）などの要求額が過去最大となったが、その他省庁もウイズコロナを見越した概算要求を行った。ここでは、厚労省の詳細と文部科学省、総務省のコロナに関わる項目をふかんした。来年度の政策の方向性が見えてきた。

■　患者受⼊医療機関の施設整備
ＰＣＲ・抗原検査の実施の支援・強化

■　医療保険オンライン資格確認の実施
感染妊産婦への総合的支援

■　感染症対策の専門家を派遣
ポストコロナの社会に向けた地方回帰を支援


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