2019年に見直しが行われる介護福祉士養成課程の新カリキュラムでは、介護ロボットを含めた福祉用具を活用する意義やその目的の理解が含まれるなど、教育現場でも介護ロボットが着目されている。日本医療研究開発機構などは3月13日、「介護ロボットの活用に向けた人材育成」のシンポジウムを開催。介護ロボットメーカーへの新カリキュラムの周知や導入事例を紹介しながら、今後のロボット普及に弾みをつけた。
「ロボット技術を使いこなすための介護福祉士の新カリキュラムが始まる」
厚生労働省 介護福祉専門官 伊藤 優子 氏
「学生実習に介護ロボを採用、福祉機器の普及に取り組む」
大阪人間科学大学人間科学部 時本 ゆかり 氏
「夜間配置加算で介護ロボを評価 厚労と経産の連携で進む開発・普及の施策」
大阪工業大学工学部ロボット工学科教授 本田 幸夫 氏
「医療福祉分野で使われているロボット技術を活用した福祉機器」
当日は介護ロボットメーカによる体験会も開催された。代表的な介護ロボットを紹介。