専門医が専門分野に集中し腕を振るう。患者満足度の向上を図る―そのために日本版ホスピタリストの導入が求められている。2月3日に開かれた公益財団法人日米医学医療交流財団(黒川清会長=日本医療政策機構代表理事、清水一功理事長=
医療法人社団御代田中央記念病院理事長)の設立30周年を祝う記念会で、そんな主張がされた。記念会には、名うてのホスピタリストが参集。講演とディスカッションを通しながら、導入の意義と効果が議論された。
【ホスピタリストとは】
「患者中心の医療へシフトすべき
そのための日本版ホスピタリストを育成」
【講演から】
「日本におけるホスピタリスト導入とその効果とは」
<講演>
板橋中央総合病院 総合診療内科主任部長・副院長 加藤良太朗氏
亀田総合病院 総合内科部長 八重樫牧人氏
【パネルディスカッション】
ホスピタリストの育成とその効果
<登壇者>
加藤良太朗氏、八重樫牧人氏
清田雅智氏(飯塚病院総合診療科診療部長)
松村理司氏(洛和会ヘルスケアシステム総長)
小西竜太氏(関東労災病院経営戦略室長・救急総合診療科副部長)