厚生労働省は17日、2016年に新たにがんと診断された患者が全国で99万5132人だったと発表した。全病院と任意指定の診療所にがん患者情報の届け出を義務付けたがん登録推進法が同年に施行されており、同法に基づくがん患者数の公表は初めて。患者数は、男性56万6575人、女性42万8499人。部位別では、大腸(15万8127人)、胃(13万4650人)、肺(12万5454人)、乳房(9万5525人)、前立腺(8万9717人)が多かった。
表1.罹患数、部位割合(%)、粗罹患率(人口10 万対)、年齢調整罹患率(人口10 万対)、累積罹患率(%)
表2.年齢階級別罹患数:部位別
表3. 年齢階級別罹患率(人口10 万対):部位別