医療経済フォーラム・ジャパン第17回公開シンポジウム
「医療費はどれだけ増えるのか」
~焦点はハイブリッド型社会と健康経営~
医療費抑制策を考察するシンポジウムは数多いが、論点は医療提供体制の変革にとどまりがちである。医療経済フォーラム・ジャパンが10月25日、都内で開いた公開シンポジウムでは新たな視点が提示された。特に経済産業省の提言がクローズアップされた。
「2周目の人生でも現役を続行する“ハイブリッド型社会”に移行」
経済産業省商務・サービス政策統括調整官
兼厚生労働省医政局統括調整官 江崎 禎英 氏
「高齢化の影響は医療費よりも介護費に影響」
国立社会保障・人口問題研究所所長 遠藤久夫氏
「人件費・薬剤費の懸念材料は高額薬剤・医療機器、人手不足」
医療経済研究機構所長 西村 周三 氏
「高齢者の就労増で年間可処分所得が約2400億円発生」
日本医師会常任理事 松本 吉郎 氏
【シンポジウム】
座 長:慶応義塾大学大学院教授 中村洋氏
シンポジスト:西村周三氏 松本吉郎氏 江崎禎英氏