「働き方改革関連法」が成立して、勤務と勤務の間に一定の間隔をあける勤務間インターバルの確保が事業者の努力義務となった。日本看護協会は9月、「看護職の夜勤負担に関する調査研究報告会」を開催。研究者らが勤務間インターバルは看護職にとってどのような意味を持つのかを報告した。医療機関に勤務する看護職の平均年齢も高まっている中、子育てや介護との両立だけではなく、健康や労働安全の視点からも取り組まなければならないテーマとなっている。
「働き方改革で注目される勤務間インターバル」
学習院大学名誉教授 今野 浩一郎 氏
「夜勤交代制の実態と働きやすさ」
日本看護協会 奥村 元子 氏
「質の悪い夜勤が健康や医療安全を損ねる」
大原記念労働科学研究所上席主任研究員 佐々木 司 氏
「夜勤と健康の海外研究を報告」
労働安全衛生総合研究所 高橋 正也 氏