広域経済圏の形成を目指す中国の「一帯一路」構想に、感染症の拡大リスクが潜んでいる可能性はないのか。21世紀医療課題委員会が6月17日に都内で開いたフォーラム「人間の移動と疾病、その攻防」(後援:日本未病システム学会、日本医科大学/協賛:キリン、医療タイムス社)では、グローバル化のすう勢で見落とされがちな医療テーマに焦点が当てられた。
■人口が大移動する「一帯一路」構想疫病も大移動するリスクを考るべきだ
21世紀医療課題委員会代表 日本医科大学連携教授 福生 吉裕 氏
■インバウンド急増で感染症リスク拡大空港検疫で全ての流入は防げない
日本医科大学成田国際空港クリニック 所長 赤沼 雅彦 氏
■メディアが患者と医師の関心を喚起梅毒の報告件数が急増している
一般社団法人日本家族計画協会理事長 北村 邦夫 氏
■2020年度までに風疹排除を目指す東京都多言語ガイドブックを全ホテル旅館に配布
東京都福祉保健局健康安全部 感染症対策課課長 杉下 由行 氏