厚生労働省は2015年8月に事実上の「遠隔診療解禁通知」を発出。さらには18年度診療報酬改定ではオンライン診療料、オンライン医学管理料が新設された。オンライン診療サプリ「クリニクス」を展開する株式会社メドレーは4月29日、「クリニクスサミット2018」を開催。オンライン診療に先進的に取り組む医療機関が事例を報告した。医師偏在の解消、働き方改革まで見据えたオンライン診療は、国の施策とあいまって確かに動き始めていた。
■あいさつ■
『今回の診療報酬改定でオンライン診療に大きな動き』
株式会社メドレー 代表取締役医師 豊田剛一郎 氏
東北大学病院 てんかん科科長・教授 中里信和 氏
■事例報告■
『着実に広がるオンライン診療
外来、入院、在宅に続く第4のスタイルに』
「頭痛・生活習慣病診療におけるオンライン診療」
大林クリニック院長 大林 克巳 氏
「痛風・高尿酸血症に対するオンライン診療」
医療法人社団つばさ両国東口クリニック理事長 大山 博司 氏
「小児神経学専門クリニックにおけるオンライン診療」
瀬川記念小児神経学クリニック理事長 星野 恭子 氏
「北海道だからこそ求められるオンライン診療」
札幌医科大学医学部耳鼻咽喉科学講座准教授 高野 賢一 氏