全国社会福祉協議会は昨年12月、「2017年度福祉ビジョン21世紀セミナー」を開催。これには介護事業などを担う社会福祉法人・施設、社会福祉協議会の役員200人が参加した。28回目の開催となった今回は、介護人材確保をテーマとするシンポジウムが行われた。介護人材不足は深刻化すると、社会的な入院要請の増加にもつながり、医療経営にとっても影響の大きな話題となる。今号では地域の中核法人と新進法人の現場報告のほか、介護報酬改定なども関連する政府の人材確保策について最新動向を整理した。
【講演1】
競合法人と協働で人材確保を推進~定着に向けた取り組みもコスト減少に
社会福祉法人八尾隣保館 理事長 荒井 恵一 氏
【講演2】
若者だから伝えられることがある~新卒採用は20歳代に任せて成功
社会福祉法人ゆうゆう理事長 大原 祐介 氏
【介護人材問題の動向】
介護報酬改定に向けて、介護職員の人材確保施策 最新の動き政府