神奈川県では、超高齢社会を乗り越えるため、未病概念の普及・行動変容の促進を図るとともに、「ME-BYOサミット神奈川」の取り組みを進めている。10月20、21日わたって、箱根町で「ME-BYOサミット神奈川2017 in箱根」が開催された。1日目は、個人の未病の状態や将来の疾病リスクを見える化する「ものさし(指標)」の構築や、未病に関わる商品・サービスの安全性や効果を明らかにする仕組みづくりについて議論した。
【開会あいさつ】
「未病の指標化こそが課題に」
神奈川県知事 黒岩祐治 氏
【基調講演】
「生きる楽しさを未病から」
一般社団法人日本健康生活推進協会理事長 大谷 泰夫 氏
【セッション】
「未病の可視化と科学的エビデンス」
未病サミット1日目のセッションでは、東京大学大学院教授の鄭雄一氏をモデレーターにして、WHOシニアアドバイザーなどの参加を得て、未病の可視化についてのシンポジウムが行われた。
【ディスカッション】
「指標化とは未病の中の立ち位置を知ること」