今年6月、第3期がん対策基本計画がとりまとめられた。そこでは「がんの克服」を目指し、「がんとの共生」が謳われた。緩和ケアも診断時から行うものとして、重要なポジションを占めている。7月に行われた日本ホスピス緩和ケア協会年次大会では、現場からの緩和ケアの姿を報告。病棟だけでの緩和ケアではなく、地域・在宅への広がりを模索した。
■がん対策推進基本計画
がんとの共生を明記 診断時からの緩和ケアの実施
■現場からの緩和ケア
がんとの共生における緩和ケアの役割とは何か
(淀川キリスト教病院緩和医療内科主任部長 池永昌之氏らの講演から)
■日本アルトマーク調査
緩和ケア関連の診療料算定 500床以上の大規模病院に多い