厚生労働省は13日、2016年「衛生行政報告例」(就業医療関係者)の結果を取りまとめ公表した。
「衛生行政報告例」は、衛生行政運営の基礎資料を得ることを目的に、精神保健福祉、栄養、衛生検査、生活衛生、食品衛生、乳肉衛生、医療、薬事、母体保護、特定医療(指定難病)・特定疾患、狂犬病予防の11の行政分野について、毎年調べている。今回公表した結果は、「医療」分野のうち、16年末における就業医療関係者(免許を取得している者のうち就業している者)などについて、各都道府県からの隔年(1年おき)の報告をもとに集計したものだ。
16年末現在における就業医療関係者の実人員は前回(14年末)に比べると次の通りになる。▽保健師は5万1280人(+2828人、+5.8%)▽助産師は3万5774人(+1818人、+5.4%)▽看護師は114万9397人(+6万2618人、+5.8%)▽准看護師は32万3111人(△1万7042人、△5.0%)▽歯科衛生士は 12万3831人(+7532人、+6.5%)▽歯科技工士は3万4640人(+145人、+0.4%)▽あん摩マッサージ指圧師は11万6280人(+3065人、+2.7%)▽はり師は11万6007人(+7470人、+6.9%)▽きゅう師は11万4048人(+7406人、+6.9%)▽柔道整復師は6万8120人(+4247人、+6.6%)。