指示・命令がなくても、現場の職員が自ら課題を発見し、改善し続ける進化する組織の創り方が今、注目されている。「HIT- Bit」プログラムだ。それは端的にいえば、「正しい人間観」に基づく「承認的・賛同的環境」の創出だ。今後弊誌では、プログラム提唱者である患者サービス研究所代表の三好章樹氏による「進化する組織の人間学」について連載を開始する。今回はその総論について、三好氏が一文を寄せた。(文・患者サービス研究所代表 三好章樹)
■自ら進化する組織とは
組織を変えるために必要な「正しい人間観」「承認的・賛同的環境」
■HIT-Bitの概要
職員の全員発言で価値観を共有ドラマチックな場面が次々と