一般社団法人日本在宅介護協会は「2017年セミナー 民間介護事業者のこれから」と題し、混合介護などをテーマに講演会を開催した。東京都豊島区が18年度から取り組む混合介護について、その仕掛け人でもある学習院大学教授の鈴木亘氏が基調講演した。また自治体や介護事業者による介護サービスづくりの提案などがあった。介護給付費の増加という共通課題、ケアマネジメントや他制度多職種連携の重要さや、新たなサービス創出の課題などが議論された。19年の医療・介護同時改定に向けて、介護事業の動向にも注目する。
【基調講演】
「豊島区が特区申請する「混合介護」
介護事業者の経営と制度持続性はつながるか」
学習院大学教授 鈴木亘氏
【講 演】
「混合介護にはケアマネジメントとアセスメントが重要
新制度がなくても、多元的なサービス展開は可能だ」
和光市保健福祉部長 東内京一氏
ほか