ヘルスケアマーケティング研究所所長・鈴木喜六氏は、「2017〜18年に、民間銀行が融資金利の引き上げを要請してくる可能性がある」と推測する。本稿では関連する課題と事業者側の対応について鈴木氏の所見と提言をまとめた。そこでは金利引上げ要請への対応だけではなく、「民間銀行との相互信頼に基づいて、円滑な取引を推進する」ことを推奨している。寄稿 ● 鈴木喜六(ヘルスケアマーケティング研究所所長)
【1】このレポートの趣旨
【2】金利引き上げ推測される要因
【3】金融庁による経営環境の認識と経営の方向性
(1)地方銀行の経営環境
(2)金融庁が求める地方銀行の経営の方向性
【4】銀行融資の変化の方向性
【5】金利引上げ要請の理由別の対応
【6】取引銀行への具体的な対応