政府は6月10日の閣議で、2025年版高齢社会白書を決定した。日本の高齢化は加速し、2070年には65歳以上が国民の約4割に達する見込みだ。単身高齢者の増加や地方での高齢化が顕著で、社会保障費も膨張する。今後、高齢者が学びや社会参加を通じて充実した生活の支援や、住環境や安全対策を強化が急務だ。白書では、数字の背景にある高齢者の暮らしの実態を明らかにし、日本社会の未来を見据えた。

■高齢化の現状と将来像―
３人に１人が後期高齢者の時代へ

■一人暮らし高齢者が大幅増
首都圏に迫る“高齢化の波”

■高齢者、「家事」「文化」に関心
交通事故死者数は増加へ

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