厚生労働省は「過労死等防止対策白書」(2021年版)を公開した。今年で7回目の発行となる。主な内容は以下のとおりだ。▽「過労死等の防止のための対策に関する大綱(21年7月30日閣議決定)」(以下、大綱)に基づき、新型コロナウイルス感染症やテレワークの影響に関する調査分析などについて報告▽長時間労働の削減やメンタルヘルス対策、国民に対する啓発、民間団体の活動に対する支援など、昨年度の取り組みを中心とした労働行政機関などの施策の状況について詳細に報告▽企業における長時間労働を削減する働き方改革事例やメンタルヘルス対策など過労死など防止対策のための取り組み事例をコラムとして紹介。
■労災認定、男性に多い脳・心臓疾患
精神障害は女性の割合が目立つ
■長時間労働によるうつ傾向
リモートワークで働きやすさ改善へ
■勤務間インターバル制度は普及せず
有休取得率も政府目標を大幅に下回る
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