社会医療法人城西医療財団(関健理事長・総長)が整備を進めていた、城西病院の小児科病棟(18床)が完成した。同病棟は、レスパイト入院や短期リハビリを中心に重症心身障害児(者)の在宅療養支援を担う。16日、同病棟を含む第9ビルの竣工式典が開かれ、関理事長・総長は「信大・県立こども・中信松本病院や、その他関連施設とネットワークをつくりながら運用していきたい」と方針を語った。患者の受け入れ開始は12月1日を目標としている。
同病棟の開設は創立125周年記念事業の一環で、重症心身障害児(者)の在宅療養支援を目的とする病棟の開設は、県内の民間病院では初の試みだという。同院南側に、地上4階延べ床面積1875平方㍍の第9ビルを建設し、2階を同病棟に充てた。