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医療トピックス[長野県版]

岡谷市民が岡谷薬と連携 吸入指導の標準化目指す

医療タイムス 長野県版 2020.09.18 
医療ニュース
 岡谷市民病院(天野直二院長)は14日から、岡谷薬剤師会(土田志のぶ会長)との吸入指導連携を開始した。同院ホームページ上に保険薬局薬剤師が医師に送る指導報告書やデバイス使用のポイントをまとめた吸入服薬情報提供書、連携マニュアルなどを掲載。各保険薬局がダウンロードして使用することで吸入指導やデバイスの使い方を標準化させるほか、患者情報を病院と保険薬局で共有してより質の高い吸入指導を目指す。
 近年の吸入デバイスの多様化や慢性閉塞性肺疾患(COPD)患者数の増加、吸入薬指導加算の新設などが契機となり、今回の連携開始に至った。取り組みは4月ごろから徐々に始め、9月初旬に現在の書式に改良し、一部で先行開始した。大きな問題もなかったことから本格運用を開始した。吸入指導の標準化や、保険薬局からの情報を円滑に医療現場へフィードバックして有効利用すること以外にも医師や保険薬局の負担軽減、保険薬局薬剤師の吸入知識向上につなげることが目的。同院薬剤科の小竹宏幸主任は「病院薬剤師にとってのメリットは少ないが、病院と保険薬局の連携に特化させて作成した。密な情報交換へのきっかけになってほしい」と期待を寄せる…【9月23日号タイムスFaxに掲載】
岡谷市民小竹先生3
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