信大病院(川真田樹人院長)が今年度採用した専攻医(信大勤務分)は83人だったことが分かった。信大を含む県内基幹施設の採用数(確定値)は18診療科124人で、定員に対する充足率は41.5%。2019年採用実績との比較では13.8%増加した。
信大病院の診療科(プログラム)別採用数は、内科(2)が最も多く9人。次いで内科(5)と整形外科が8人、内科(4)と外科が7人、小児科5人などとなった。臨床検査部は病理専門研修プログラムで2人を採用した。特殊歯科・口腔外科の採用数は含まない。
県内は19診療領域のうち臨床検査科を除く18診療科延べ35基幹施設で計124人を採用する。診療科別では内科47人、総合診療科10人、外科9人、小児科・整形外科各8人、救急科・形成外科各5人、精神科・眼科・耳鼻咽喉科・泌尿器科各4人、産婦人科・麻酔科・放射線科各3人、皮膚科・病理科・リハビリテーション科各2人、脳神経外科1人。
県内基幹施設の採用数は、諏訪中央9人、佐久医療センター7人、佐久総合・相澤・長野赤十字各3人、県立こども・市立大町総合・長野中央各2人、飯田市立・あづみ・長野松代総合・篠ノ井総合各1人。信大全体では89人。2月の速報値から3人減り、確定値は124人となった。
国保浅間総合、浅間南麓こもろ医療センター、小諸高原、諏訪赤十字、県立こころの医療センター駒ケ根、まつもと医療センター、松本市立、安曇野赤十字、松本協立、県立信州医療センター、長野市民、飯山赤十字は採用がゼロだった。(全文)【5月15日号タイムスFaxに掲載】