県薬剤師会(日野寛明会長)は22日、伊那市で薬剤師認知症対応力向上研修会を開き、会員ら約60人が今後増加が予想される認知症患者・家族への接し方などを学んだ。同会の石塚豊専務理事が認知症施策や薬局・薬剤師の役割、対応などについて講義を行い「患者にとって身近な医療職である薬剤師が服薬指導などを通じて認知症の兆候にいち早く気付き、かかりつけ医や地域包括支援センターなど多職種と連携して早期に対応することが重要」と強調した。認知症患者が住み慣れた地域で自分らしく暮らし続けていける社会の実現に向けて…【10月29日付介護保険情報】