安曇野赤十字病院(中野武院長)は日本赤十字社から要請を受け、11日から西日本豪雨の被災地に「こころのケア班」を派遣する。これに先立ち9日、同院で開いた壮行会で中野院長は「この時期(慢性期)には、心のケアが必要とする事例が増える。自分の体を守りながら任務を遂行し、当院に残る職員は心から活動を支援していく」とエールを送った。
派遣チームは、こころのケア指導者(看護師長)2人と、こころのケア要員(看護師)、調整員(事務職)各1人の計4人で構成。広島県呉市に派遣され、活動期間は11~16日までの予定で、避難所などを巡回して被災者に寄り添う効果的な心のケアを行う…【8月10日号タイムスFaxに掲載】