北信地域の感染対策に関する情報共有と顔の見える施設間連携に取り組む北信ICT連絡協議会(山崎善隆代表理事=県立信州医療センター院長補佐、感染症センター長)は4日、長野市のJA長野厚生連南長野医療センター篠ノ井総合病院で合同カンファレンスを開いた。医師、薬剤師、看護師、臨床検査技師、介護施設職員ら25施設、113人がインフルエンザ対策について学んだ。
篠ノ井総合病院診療部長で呼吸器内科部長、睡眠呼吸センター長、臨床研修センター長の松尾明美氏は「意外と難しいインフルエンザ対策」をテーマに講演した。感染症対策は、1人でもやっていなければ無駄になると指摘した上で、「この意識を持ち、小まめな情報共有と病院全体で対策を講じることが重要」と強調した…【8月7日号タイムスFaxに掲載】