須高地区の須坂市、上高井郡小布施町、同高山村で7月から対策型胃内視鏡検診がスタートした。2016年に厚生労働省が示した新指針に基づき、医師会や関係機関と協力して二次読影の体制などを整備。50歳以上の住民を対象に2年ごとの検査を実施する。今年度、県内ではほかに19市町村が胃内視鏡検診を実施する予定だが、新指針に準拠した取り組みは須高地区が皮切りとなる。ダブルチェックを担う医師や医療機関の確保などが難しい地域もあり、県全域で新たな胃がん検診が始まるのはまだ先になりそうだ。現在具体的な検討を進めているのは長野市区で、来年度の実施を目指している…【7月23日号タイムスFaxに掲載】