日本赤十字社長野県支部(阿部守一支部長=県知事)が15日にまとめた県内6病院の2018年度予算は、全体で1億7466万円の黒字予算となった。長野、諏訪、安曇野、下伊那が黒字、飯山、川西がそれぞれ赤字を見込んだ。
黒字額が最も多いのは長野で、救急医療や病診連携による初診患者、新入院患者の確保による手術件数の増加を見込み、2億5919万円の黒字予算とした。新病院建設を考慮し、資本投資は必要最小限に抑制する。次いで、諏訪が7076万円の黒字を計上。手術室増設による手術件数の増加や、昨年度導入した手術支援ロボット「ダヴィンチXi」など高額医療機器の稼働率向上により増収を図る…【2月20日号タイムスFaxに掲載】