JA長野厚生連(社浦康三理事長)は11月26日、長野市内で「第34回厚生連医療を考えるシンポジウム」を開いた。社浦理事長はあいさつで、来年度の診療・介護報酬改定について触れ、「4月1日から動き出しては手遅れになる。今からやらなければならないことが多く、万が一を避けるために職員同士分かっていることでも確認して、互いの気付きが重要になる」と述べた。厚生連病院の医師やコメディカルスタッフ、事務職員ら約420人が傾聴した。
シンポジウムでは、日本文化厚生農業協同組合連合会の東公敏理事長が「2018年度診療報酬・介護報酬同時改定と地域づくり」と題して基調講演した。東理事長は、診療報酬改定を前に「地域住民に対して、医療・介護でどんなことが起ころうとしているのか、厚生連病院の役割などを伝えないといけない段階にきている」と説明した…【12月6日号タイムスFaxに掲載】