諏訪赤十字病院(大和眞史院長)は25日、がん化学療法の後遺症で皮膚障害に悩む患者らを対象にカバーメイクの講習会を開いた。白斑やあざ、傷などのカバーメイク専門化粧品を扱うマーシュ・フィールド(東京都)メイクアップアドバイザーの小林万里子氏が講師を務めた。
カバーメイクは色素沈着などを目立たなくし、患者が自信を取り戻して円滑なコミュニケーションをとれるようにすることが狙い。同院スタッフをモデルにメイクを指導し、希望の参加者にも実践した。
小林氏は治療中のメイクのポイントとして、ファンデーションを塗る前に美容液や日焼け止めの化粧下地を塗り、保湿を丁寧に行うとつやが出て元気に見えることや、オレンジ色のファンデーションを使うと顔が健康的に見えることなどを話した…【10月27日号タイムスFaxに掲載】