第3次県健康増進計画(2018~23年度)の策定に向け、県健康づくり推進県民会議部会は6日、県庁で「たばこ・生活習慣病」分野の初会合を開いた。会合では、県健康増進計画策定のスケジュールや、たばこ・生活習慣病分野の現状や課題について意見交換した。
初会合では、部会長に若林透県医師会常務理事を選出。冒頭で若林部会長は「たばこ・生活習慣病分野の現状分析をはじめ、健康課題の明確化、目標、指標、健康づくりの推進方策などに関することを協議、検討して県民会議に報告する。そのために委員に協力をお願いしたい」とあいさつした。
会議では県が、喫煙率や生活習慣病の状況などを報告。このほか、禁煙対策や市町村の特定保健指導実施率向上の取り組みについて説明した。
委員からは、「女性の喫煙者に対して禁煙アプローチが足りない」「禁煙外来を行っている医療機関が分かりづらい」「生活習慣病予防のためには職域と医療機関の連携強化が必要」などの意見があった。
今回の意見を踏まえて、10月18日に2回目の会合を予定しており、今後の方向性や計画素案の検討をする。【9月11日号タイムスFaxに掲載】