松本市保健所設置検討有識者会議(木藤伸夫委員長=松本大大学院教授)は7月30日、松本市役所で保健所設置のあり方に関する初会合を開いた。2020年4月を目標とした松本市の中核市移行に伴い、市は県松本保健所とは別に単独で保健所設置を検討する考えを示した。同会での議論を踏まえ、年度内に方針案をまとめる。保健所設置により県から事務権限が移譲されれば、健康寿命延伸都市に向けて市独自の保健福祉事業が展開できるほか、事務処理スピードの向上や、保健センターとの業務一元化により質の高いサービスを提供できるなどのメリットが生まれる…【8月1日号タイムスFaxに掲載】