厚生労働省がこのほど公表した2016年衛生行政報告例のまとめによると、16年末時点で就業している看護師は114万9397人で、前回調査(14年末)から6万2618人増加した。助産師は3万5774人(同1818人増)、保健師は5万1280人(同2828人増)で前回から軒並み増加。准看護師は減少傾向にあり、32万3111人(同1万7042人減)となった。
県内でも同様の傾向で、准看護師を除く全ての職種で増加。看護師は前年から1037人増え2万1476人、保健師は1600人(同134人増)、助産師は839人(同42人増)、准看護師は5103人(同236人減)だった。
就業場所別にみると、看護師、助産師は病院が最も多く、構成割合はそれぞれ72.2%、63.5%。保健師は市区町村が最も多く55.6%。各職種で最も構成割合が高い年代は、看護師40~44歳、保健師35~39歳、助産師25~29歳だった…【7月27日号タイムスFaxに掲載】